au スマホに「ISフラット」は本当に有利だろうか

先日、携帯電話を落としました。
その衝撃でか、au ICカードを読み込みができなくなってしまいました。
54ヶ月使った端末ですが、ついに鬼籍に入ることに。

てことで、即日スマホに機種変更。
京セラの Android スマホ "URBANO PROGRESSO" です。
防塵・防水に加えて、ホームボタンなどが機械式なので誤動作しにくいのがウリですね。
あと、スピーカーがない。
ディスプレイそのものを振動させてスピーカーとする "スマートソニックレシーバー" という技術だそうです。

さて。
auスマホを利用する場合 "ISフラット" を契約するのが定石でしょうが、料金的には本当に有利なんでしょうか。
私のケースで検証してみました。

まずは前提条件。
私はデータ通信用途として @niftyWiMAX に契約済みです。
携帯電話はガラケーだったモノが、今回の災厄に伴ってスマホになった次第。
この状態で WiMAX を廃止してスマホに一本化し、 ISフラットに変更した場合を想定してみます。

データ通信部分の金額だけを取り出してみると、

ISフラット 1,627円(税込)
+ WiMAX      525円(税込)
-------------------------
合計       5,985円

では WiMAX を廃止せずに、スマホWiFi回線でのみデータ通信をするとしてみるとどうでしょうか。

ダブル定額スーパーライト   390円(税込)
@nifty 基本料              250円(税抜)
@nifty WiMAX             3,420円(税抜)
---------------------------------------
小計                     4,060円
消費税                     183円
---------------------------------------
合計                     4,343円

ということで、WiMAX を継続した方が1742円有利という事になります。
しかし私のケースではIS フラットを使用すると端末の割引が入るので880円安くなりますので、現実には後者の方が 862円有利と考えた方がいいでしょう。

ところで、kakaku.com 等を経由すると WiMAX の利用料が場合によっては2000円近く安くなるケースもあるようです。
これらを組み合わせると、料金的には後者の方が圧倒的に有利となります。

しかし、後者には欠点もあります。
3G回線をまったく使わない運用を強いられますので、たとえばビルの中のような WiMAX 電波が届かない場所では使用できません。
都市部での外回りが多い人は問題ありませんが、ビルの自席にべったりだったり、田舎住まいの人には厳しい運用になるかと。