山手線の外回り・内回り


東京の路線というのは慣れないと非常にわかりにくいわけですが、特にわかりにくいのが山手線の外回り・内回りではないかと。
私も初めて上京した頃、どっちがどっちだかわかりませんでした。
ところが模式図にすればわかりやすいのではないかなと思って、こんな図を描いてみました。

1. 楕円を描く。これが東京都。
2. 東京都の中に、左端が楕円の中心付近に来るような円を描く。これが山手線。
3. 山手線の右端から真横に貫く直線を描く。これが中央線。
4. 山手線と中央線の交点のうち、左側が新宿、右側が東京。
5. 新宿を下から上に横切るのが山手線外回り、逆が内回り。又、東京を下から上に横切るのが内回りで、逆が外回り。

環状線である山手線を二重丸に見立てたときに、その電車がどちらの丸を走るかが外回り・内回りの由来です。
で、電車というのは車と同じく左側通行ですから、どの方面を向いているかで自ずとどちら回りかも決まるわけですね。
あとは路線図などを見て山手線のそれぞれの駅がどの辺にあるかをマッピングできれば、外回りと内回りのどちらに乗ればいいのかもわかる次第。